ブログ

ブログ

平成27年度 土砂災害危険箇所点検に参加しました。

佐賀県唐津市の測量設計コンサルタント「筒井測量設計株式会社」代表の筒井です。

 

筒井測量㈱では今年から『佐賀県防災・砂防ボランティア協会』に参加させていただいています。

ご存知の通り、近年、地震や大雨による土砂災害が多発しています。

特に日本は傾斜の急な山が多いので土砂災害が発生しやすい国土と言われています。

土砂災害を100%防ぐことは不可能ですが、我々も土木コンサルタントとして、地域における災害による被害を少しでも小さく出来るお手伝いが出来れば、と考えています。

 

先週の金曜日(6/19)、佐賀県防災・砂防ボランティア協会の一員として、弊社の井上部長が「平成27年度 土砂災害危険箇所点検」に参加してきました。

その活動内容についてお知らせいたします。

あまり詳しい内容については記載できませんが、皆さんの防災に対する意識付けになれば幸いです。

 

出席者

唐津土木事務所、唐津市市役所、玄海町役場、佐賀県防災・砂防ボランティア協会の4者(11名)

 

目的

防災関係の機関が合同で危険渓流箇所の現地点検を実施し、危険度、事業化の可能性等について情報を共有し、今後の防災対策に資するもの。

 

現地点検概要

唐津市肥前町田野地区・星賀地区、東松浦郡玄海町仮屋地区の渓流

点検状況1

点検状況2

点検状況3

 

「土砂災害危険箇所点検」について

この砂防ボランティアによる危険箇所点検ですが、唐津土木事務所管内の危険箇所を回って、毎年行われています。

ちなみに唐津土木管内の危険箇所は2,000箇所くらいあるそうです。

2,000箇所すべての渓流を整備するのは、今の時代予算的にも不可能なので、この「土砂災害危険箇所点検」のような調査によって、危険度の把握は非常に重要になってくると思います。

 

土砂災害から身をまもるために

「土砂災害危険箇所点検」のように危険度を把握することは私たち自身にとっても重要です。

政府広報オンラインの、「土砂災害から身を守るために知っておきたい3つのポイント」でも紹介されていますが、自分が住んでいるところが、「土砂災害危険地域」かどうかまずは知っておく必要があるのではないでしょうか。

そして、災害から身を守るもっとも有効な手段は「避難」です。

適正な「避難場所」「避難経路」を確認しておきましょう。

 

九州地方は今日、大雨の予報が出ています。

土砂災害の被害にあわないよう気をつけたいものです。