筒井測量設計株式会社

ネットワーク型RTK-GPS測量に伴うWi-Fiスポット化について

佐賀県唐津市の測量設計コンサルタント「筒井測量設計株式会社」代表の筒井です。

 

モバイルWi-Fiルーターなるものに手を出してしまいました・・・。

と言っても、Wi-Fi環境に困るほど移動しまくって、通信しまくっているわけではありません。

個人的な話になってしまいますが、僕の携帯電話の通信量は毎月1G未満。

家もWi-Fi、会社もWi-Fi、会社の近くには7spotもあって(笑)、僕のWi-Fi環境は十分すぎるほどに事足りています。

ではなぜ・・・?

実は、インターネットによるデータ通信が必要となる測量作業を行うためにWi-Fiルーターを購入したのです。

 

 

今年から筒井測量㈱では、VRS方式などのネットワーク型RTK法による測量が出来るようになります。

はい、ここから先を読もうとする方が激減する姿が目に浮かびますね。

が、自分の頭の中を整理する意味も込めて、かまわず進みますよ。

 

『RTK法』による測量とはGNSS測量の一種。

観測する任意の地点についてGPSなどの衛星から受信した信号を、国土地理院が設置した電子基準点が受信したデータと一緒に解析し、その地点の位置や高さを測定する測量です。

ちなみに昔はGPS測量と言われていましたが、GNSS(Global Navigation Satellite System)測量に名称が変わりました。

 

これに『ネットワーク型』がつくと、位置情報サービス事業者と呼ばれるデータ配信機関が、国土地理院から提供されるさっきの電子基準点データに、その補正情報を付加してリアルタイムに配信(受信するのにインターネット通信が必要)しているので、その情報を元にGNSS測量を行うこと。

どう違うかというと、ネットワーク型で行くとリアルタイム(短時間)に高精度の測量が可能になるといわれています。

 

さらに、

『VRS(Virtual Reference Station)方式』というのは、観測地点の近くに仮想の基準点を設け、(疲れたので中略・・・)、より高精度な測量が出来る。

 

つまり、

いままでより早く、そして高精度の測量が出来るようになってしまうわけです!!

 

しかも、

これまで最低2台必要だったGNSS測量機もVRS方式だと1台でいい。

ということは、

そう、

いままでより早く、そして高精度の測量が出来、かつ、オノが一人でも現場にいけるようになってしまうわけです!!

※練習中のオノ

もちろん、オノに限らず、一人で現場に行って測量させるようなことは会社的にありませんし、高精度とはいえそれより更に上の精度を求める測量には使えません。

が、新しい技術(って言うほど新しくもない)を取り入れ、測量業者としての幅が広がるのは間違いない。

まだまだこれから作業を覚えていく段階ですが、一日も早くその技術を習得し、「『VRS』のことは筒井測量㈱に聞け!」といわれるようになりたいですね。

 

そう呼ばれる日を夢見て・・・

僕は今日からWi-Fiスポットになります!(笑)

もちろん、フリーでもないし、某携帯電話の電波の届かないところでは仕事出来ませんが・・・(汗)

ではでは

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