UAV(Un-manned Aerial Vehicle)を知っていますか?
知らない方も通称”ドローン”といえば「あ~、あれね!」っとピンとくるかもしれません。
そう、あれです。
ざっくりと一言で言うなら、ラジコン飛行機。
今年の3月30日に国土地理院から、UAVを測量に使用できるよう「UAVを用いた公共測量マニュアル(案)」と「公共測量におけるUAVの使用に関する安全基準(案)」が公表されました。
UAVを使って、上空から撮影した空中写真を図化して地図にしたり、目視することの出来ない構造物の点検を行ったり・・・測量業界でもこのUAVは注目されてきましたが、
今回の公表で、UAVを測量で使うためのガイドラインが定められたことによって、これからUAVを使った測量が一気に加速しそうな勢いです。
・・・ということで、
『公共測量へのUAVの導入に向けた国土地理院の取組』と題した、佐賀県県土づくりコンサルタンツ協会(福岡県測量設計コンサルタンツ協会)主催の講習会に行ってきました。
参加者約200人弱・・・
福岡・佐賀の共同主催とはいえ、その注目度が伺えます。
みんなやっぱり気になってるんですね~。
講習会では、『UAVを用いた測量マニュアル(案)』、『公共測量におけるUAVの使用に関する安全基準(案)』、『全測連における技術関連の活動』について話がされました。
細かい内容についてはここでは触れませんが、
『UAVを用いた測量マニュアル(案)』はUAVを使って測量をする際の作業マニュアル。
このマニュアルどおりに作業すれば、測量成果の精度が確認できますよ・・・というもの。
そして、『公共測量におけるUAVの使用に関する安全基準(案)』はUAVを用いた測量作業を安全・円滑に行うためのルールです。
つまりこの『安全基準(案)』に従って、この『マニュアル(案)』通りに作業すれば、ちゃんと測量成果の精度を確保した測量作業が、安全・円滑に行える・・・というものです。
はい、もう言った通りにするだけ。
これは、
もう、
UAVを使って測量するしかない!
・・・
と言いたいとこですが、作業基準も厳しいし、その作業基準をクリアできるUAVとなると結構なレベル(数十万~数百万円レベル)のものが必要そう。
しかも、撮影した画像を解析するソフトウェア(これも数十万~数百万円レベル)も必要だったり・・・。
それに、今のところUAVの活用が上空からの画像くらいしか思い浮かばないから、いまいちその必要性が感じられないんですよね。
とは言っても、これから先のことも考えないといけない。
「i-Construction」が導入され、土木業界もこれから(既に)益々変わっていく方向です。
変化には対応しないと生き残っていけませんからね~。
そのために”今”必要なのはやっぱり、
情報と・・・
飛行機飛ばす練習ですかね。(汗)
はい、UAVの導入、もうちょっと考えます。
ではでは(汗)
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