※画像は記事と全く関係ありません!
それは唐津伊万里道路の橋台の一基が設計より20cmも高く施工されていたと言うもの。
橋台が計画より20cm高いということは、簡単に言うと、道路が橋台の上に載らないということ。
20cmというと結構な高さです。
車道と歩道を分ける「歩車道境界ブロック」一個分の差があります。
結局、橋台の台座部分を削って補修を行ったと言うことですが、補修にかかった費用や粗雑工事として失った信頼を回復することを考えると、とても怖い思いがします。
今回のミスが起こった原因は2つ。
1.工事の高さの基準となる測量標に高さを間違って記載したこと。
2.着工前測量(工事前の測量基準のチェック)を怠ったこと。
この2つの原因を見て思ったのは、ごくごくありがちな凡ミスであること。
記載ミスは決して特殊なことではないし、こう言っては何ですが、僕らも日常でよくやります。
重要なのは2番のチェックを怠ったこと。
誰にでもミスはあります。
100%あります。
でもそのミスを見つけるために、僕らはチェックをするのです。
確かにチェックするのに「手間だな~」と感じることはあります。
でもちゃんとチェックをしていると、気持ち的にも安心なんですよね。
ここだけの話ですが、僕も測量した結果がなんとなく間違っている気がして、眠れない夜を過ごした事があります。
しかも何度も。
面倒くさいのか、ついチェックを怠って・・・
でも気になって、結局皆に謝ってチェックに付き合ってもらう。
そんなことが昔は何度もありました。
その時ちゃんとチェックしておけば何のことも無いんですがね。
これは僕らの測量設計業界だけでなく、すべての職業において言えるのではないでしょうか?
今回のこの記事を読んで、チェックの重要性を改めて感じました。
まだまだ暑い日が続きます。
暑い日は注意力も散漫になりますので、もう一度チェックの重要性を社内に伝えていきたいと思います。
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