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境界杭の確認

佐賀県唐津市の測量設計コンサルタント「筒井測量設計株式会社」代表の筒井です。

 

9月に入ってから二つ目の台風の影響で、今日は曇り空、湿度が高く蒸し暑い感じの唐津地方です

今日は久しぶりに機械担当、ブロック塀を設置するにあたって、数年前に設置した境界杭が動いていないか確認にきました。

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結果、設置した時より1cm程度のズレ。

この1cmを小さいと思うか大きいと思うかは人それぞれ。

自分はたいしたことないと思っていても、隣の人にとってはたいしたことあるかもしれない。

この隣同士の認識の違いが境界紛争まで発展することもあるんですよね。

隣の人と土地の境界のことで、毎日揉めながら生活していくのは、とてもエネルギーのいることです。

ここだけの話、僕はそんなエネルギーを保ちながら生活していく自信はありません。

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境界杭は設置した時が一番精度が高い。

時間と共に本来の位置からズレている可能性が非常に高いです。

人為的なもの自然によるもの、その要因は様々。

まぁ、そのズレを発生させないためにブロック塀などの構造物を設置するのでしょうが、

本来の位置からズレた境界杭に合わせて、構造物を設置してしまったら、それを修正するのに莫大な時間と費用が発生する恐れもありますからね。

そうならないためにも、多少費用がかかっても、境界杭の確認を怠ってはいけません。

もちろん僕らも、一度設置した境界杭はいつでもまたすぐに復元出来るよう、測量の基準となる点(基準点とか引照点とか言います)をちゃんと作っています。

だから、最初より費用を抑えたり、アフターメンテナンスの範囲内で作業することもありますよ。

 

構造物を設置する前には必ず境界杭を確認しましょう。

機械を扱いながら思っていたのはそんなとこです。

ではでは。

 

 

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