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筒井測量新聞

佐賀県唐津市の測量設計コンサルタント「筒井測量設計株式会社」代表の筒井です。

 

『筒井測量新聞』がキターーー(゜∀゜)ーーーー!!!!!ーーーー!!

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9月に職場体験に来てくれた中学生が作ってくれた新聞、その名も「筒井測量新聞」が届きました。

これまでも職場体験のお礼状やら、レポート的なやつはもらったことがあるのですが、新聞というのは初めて。

これがいい感じにまとまっています。

ひょっとすると僕が測量について語るより、この「筒井測量新聞」を見てもらったほうが測量という仕事がどんなものか、一般の人にもよく伝わるかもしれません。

悲しいかな測量の事をよく知らない僕の娘も、少しは父が普段何をしているのか伝わるかも知れません・・・ということで、ちょっとご紹介。

 

一日目(初仕事)

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”僕の初めての仕事は測量データの入力でした。測量データの入力は、パソコンに一区間の道路の長さ・幅・面積・街灯の数などを表にまとめる作業でした。最初のうちは、作業になれずに、入力ミスが多かったけれど、教えてもらったりすることでコツをつかみ、最後にはスムーズに作業を進めることができました。”

体験期間はあいにくの雨、ホントは現場につれていきたかったけど、パソコンのデータ入力をしてもらいました。

知る人ぞ知る道路台帳のデータシート作成業務ですが、最近の中学生はパソコンも触りなれているし、なんと言っても覚えが早い、やっぱり若さですかね~。

 

二日目

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”今回の仕事も雨のためパソコンの入力でした。今回のは一日目より難しくて入力する数がとても多かったです。終わったと思ったら入力ミスが百個以上もあって入力し直しました。 北波多の電子基準点を見に行きました。これは観測にといって大事なものだということが分かりました。”

二日目もあいにくの雨だったのですが、午後から少し雨が上がったので、北波多にある電子基準点を見に連れて行きました。

電子基準点がどんなものかということは、さすがに中学生には難しかったみたい(大人でも難しい…)ですが、とにかく測量にとって大事なものであることは伝わったみたいです。

 

三日目(最終日)

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”今回は初めて現場に連れて行ってもらいました。七山の溝を測量しにいって、測量に必要な道具が見れて良かったです。急なところでも測量をしている姿がかっこよかったです。そして最近は測量をドローンを使って行うことになるそうです。”

なんとか最終日に雨が上がったので現場へ…。

作業している姿を”かっこいい”といってくれる中学生の感性にちょっと感激です。

かつて、キツイ・キタナイ・キケンの「3K」と言われていた土木の仕事も、今時のティーンには、

カッコイイ・カッコイイ・カッコイイの3K

に見えているんですね。

そしてさらに、

今時の中学生は、職場体験を通じて、測量のこれからについても考えてくれています。

最後の一文、”そして最近は測量をドローンを使って行うことになるそうです。”からもわかるように、

これからはドローン等を使って測量をし、そこで取得した地形の三次元データを、測量から設計・施工・検査・維持管理といった各プロセスにおいて有効活用することで、建設生産システム全体の生産性向上を図ることが重要だと思います。

と、言っています。

おっ、

恐るべし、中学生。

職場体験で、ここまで感じ取ってくれるとは…。

驚きとともに、頭が固くなってしまった40代のオッサンは、その若さにちょっとジェラシーです。

 

感想

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”僕はこの3日間でたくさんの貴重な体験をしました。僕達が普段通っている道も、大変な作業をされてできている道なので、感謝しようと思いました。”

ありがとう、中学生。

僕はこの一文を全ての土木関係者の皆さんに捧げたい気持ちでいっぱいです。

僕がこの仕事について十数年。

これまでの苦労はこの一文で報われたような気がします。

以前、どこかで言ったことがあるのですが、公共事業に携わる我々の仕事は、クレームを言われることはあっても、面と向かって感謝されることはほとんどありません。

例えば、道は通れて当たり前、通りにくかったらクレームが出る…。

普段通っている道も、それが出来るまでに、そして出来た後も、それを管理するために多くの人が係わっています。

それがわかってくれただけでも、この職場体験に協力したかいがあったように思います。

人生の先輩として思うのは、どうかこの気持ちを忘れず、なんでもないようなことが幸せだったと思うことの出来る男になってほしいな~。

 

採点

今回の「筒井測量新聞」には、ほんと感動させられました。

こういう感動がちょいちょいあるから、職場体験はやめられないですね。

会社としても中学生からのお願いがある限り続けていきたいと思います。

自分の母校でもある中学校の生徒が、健全に育っている姿をみるのは本当にうれしく思います。

参加してくれた中学生、それを許可してくれた中学校関係者の皆様、本当にありがとうございました。

もう一度言いますが、今回の「筒井測量新聞」には、ほんと感動させられました。

もしもこの「筒井測量新聞」に点数をつけるとしたら、100点満点中…

10点!!

 

そう、10点。

 

えっ、低い?

中学生に厳しすぎる?

 

だって、、、

 

筒井測量の”筒”が…

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一本たらんやろ!!

職場体験は100点だけど、もうちょっと国語、そう日本の母国語を勉強しようね。

…以上。

ではでは。

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