気が付けば2017年も2月の半ばを過ぎ、今年度も残り一月半となりました。
…はい、ここで、今年初の投稿です。
今僕らの業界では、国土交通省で進められている建設現場の生産性向上を図るための取り組み、いわゆる「i-Construction」が騒がれています。
具体的には、ドローン(UAV)や3次元スキャナーを使った測量で、3次元のデータを取得して、それを設計や工事に活用する。
ドローン(UAV)を使った測量については以前触れたこともありますが、その後もいろんな研修に参加されてもらって、「i-Construction」に関する業界の取り組みは、来年度はさらに加速しそうだと感じています。
…ということで、筒井測量も昨年ドローンを購入しました。
ちなみに機種はDJI社の『MAVIC PRO』というもの。
コンパクトで価格も20万円を下回る、いわゆる入門機。
残念ながらガッツリ測量が出来る機種ではありません。
まぁ、なぜこの機種にしたのかというと、いきなり数百万もするドローンを買う勇気がなかったのが一番の理由ですが、逆に、ドローンを使ってガッツリ測量するというイメージが沸かない…というのが本音です。
結局、同じくDJI社のPHANTOM4という超有名機種と比べて、ちょっとだけ悩んだ末、僕の独断でこの「MAVIC」にしました。
なぜなら、僕的に「PHANTOM」より「MAVIC」のほうがカッコイイ。
そう、何事も大事なのは見た目です。
そして昨日は午後から、会社の近くの浜崎海岸でドローンの特訓。
初めてドローンの扱う者もいて、ちょっとした興奮状態の筒井測量の社員達。
お昼過ぎ、ラブホ近くの浜崎海岸で大の大人が大騒ぎをしてしまいました。
平日の昼過ぎにラジコン飛行機(ドローン)を飛ばしながら騒いでいる少年のようなオッサンの集団はある意味異様ですが、これも仕事。
はい、そんなオッサン達が”真面目”に仕事している様子をどうぞ。
いや~、ドローンマジで楽しい。
昔少年だったオッサン心をくすぐりまくります。
先にも書きましたが、今のところこのドローンを使ってガッツリ測量する…というイメージが今のところ僕にはありません。
その一番の理由は『測量の精度』、言い換えれば『測量の誤差』。
ドローンで測量した誤差が直接測量した誤差より小さいくなることはないでしょう。
これが、ものすごく大きなプロジェクトの中の測量であれば、その誤差の大きさが許容範囲内かもしれないけど、我々のように比較的小さめのプロジェクトの中では、同じ大きさの誤差も目立ってしまうんですよね。
僕らの現場で、「5cmくらいならずれても大丈夫」…なんてことにはならないだろうな~。
とはいえ、働き手不足・技術者不足は既に大きな問題。
生産性を上げることと、測量の精度、この二つのバランスがこれからの課題ですね。
これからいろいろ実証してみて、その辺がもっとクリアになったら、ドローンを使ってガッツリ測量…というのが当たり前になるのかもしれません。
そうなったときに迅速に対応するそのためにも、ドローンで遊んで…じゃない、新しい技術を取り入れていかなければ…。
さて、次はどこで飛ばそうかな~。
ということで、昨日勝手に命名した、『筒井測量ドローン部』今後の活動をお楽しみに!
ではでは。
※上空からドローンで撮影した浜崎海岸の様子 (by筒井測量ドローン部)
☆筒井測量設計(株)では、現在、測量士、設計技術者を募集中です。☆
┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
☆☆☆詳しくは、こちらをクリック!☆☆☆
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓